AI やロボットの出現と共によく目にする(耳にする)ようになった sentient という英単語、わかったようなわからないようなスッキリしない単語の一つかも知れません。そこでこの記事では具体的な音声付き例文と共に、 sentient の持つ様々な意味と使い方を解説していきます。
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sentient 意味と発音(読み方)
sentient は、生命体や機械が知覚、感覚、思考、自己認識、自己意識などを持つことを表す形容詞で、自分自身の存在や周りの環境を認識し、自己意識を持つことができるという意味です。
sentient は、ラテン語の sentire(感じる)から派生した語で、人間だけでなく、動物や生物が持つ知覚や感情を指す場合にも使用されます。
例えば、
象は知覚や感情を持つ存在だ。
この文での sentient は、象が感情を持ち、知覚に基づいて行動する生物であることを意味しています。
また、あるロボットが自分が存在することを認識し、周囲の状況を理解し、環境に応じて行動を変えることができる場合、そのロボットも sentientであると言うことができます。この場合の sentient は、高度な知的能力や判断力を持つというニュアンスになります。
sentient という単語には次のような特徴があります。
- 感情や感覚を持っていることを示す
- 自己意識があることを示す
- 人間以外の存在にも使用できる
- あらゆる生物や人工知能にも使用できる
- 科学的な文脈でも使用できる
sentient の後にくる名詞には、例えば次のようなものがあります。
- being 存在するもの
- creature 生き物
- robot ロボット
- alien 宇宙人
- life form 生命体
sentient 例文
sentient を使った例文を挙げていきます。
私は昆虫が自己意識を持った存在だとは思っていない。
タコは非常に知的で感覚豊かな生き物だ。
犬は、喜びや悲しみなどの感情を感じることができる動物だ。
研究によると、豚は感覚を持った存在であると考えられている。
ロブスターは感覚を持った生き物で、生きたまま茹でられると痛みを感じることがわかった。
そのAIロボットは自己意識を持ち、自分の目的を疑い始めた。
AI が感覚を持つようになるというのは、魅力的であると同時に恐ろしくもある。
知覚力のあるロボットは、家事を手伝うようにプログラムされた。
その映画の宇宙人は、自己意識を持った存在として描かれている。
植物に意識があると信じている人もいる。
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まとめ
生物や人工的な存在などが自覚や感覚、知覚を持っていることを表す単語 "sentient" をご紹介しました。
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