マレーシア滞在中（2013〜2022年）の7年前（2015年）に失効してしまった日本の運転免許証を、マレーシアの運転免許証を切り替える形で再度手に入れることが出来ました。そのやり方をシェアします。
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基本的な状況
まず運転免許に関する自分の状況を簡単に。
2012年に教習所に通い日本の運転免許を取得するも、一度も運転することなく2013年2月末にマレーシアへ移住。
2015年に免許が失効する直前に、ペナン島の日本領事館で日本の運転免許の翻訳文を出してもらい、それを JPJ に必要書類と共に提出してマレーシアの運転免許に切り替えました。
しばらくして車を購入し、本帰国する2022年6月末まで約７年間マレーシアで運転していました。
免許切替の手続き
日本の運転免許証が失効して7年も経っているので、再発行は到底無理だと諦めていたのですが、別のルートの「外国の運転免許を日本の運転免許に切替える」手続きで可能になりました。
マレーシア以外の国の免許の切り替えも似たような手続きなのでこちらをご覧ください。（このサイトは東京都のものなので、詳細は各都道府県の警視庁サイトをググってみてください)
有効なマレーシアの運転免許の翻訳文が必要
翻訳文を出してもらうのは、最寄りのJAF またはマレーシア大使館の二択。
東京のマレーシア大使館は事前予約が必要だったりして面倒なので、東京の港区芝にある JAF 東京支部に行きました。
必要書類は下記の通りです。
- 有効なマレーシアの運転免許証
- 申請書（窓口でももらえます）
- 翻訳料 4,000 円
翻訳文は郵送も可能と言われましたが、混んでいなかったのでその場で待ち、30分くらいで受け取れました。
尚、JAF 事務所まで足を運ばなくても郵送でも申請を受け付けているそうで、その場合に必要なのは次のものです。
- 有効なマレーシアの運転免許証コピー（表裏をカラーで）拡大したものがベター
- 申請書（ダウンロード）
- 翻訳料 4,000 円を現金書留で
＊JAF のサイトには「窓口で申請いただいても翻訳文の発行・お渡しは郵送にて対応いたします。」と書いてあるので確認してください。
運転免許試験場で免許切り替えの手続き
東京には鮫洲、江東、府中の三ヶ所に運転免許試験場がありますが、江東運転免許試験場ではマレーシアの免許を切り替えることができないので要注意！
JAFの人に何処でも可能と言われて行ったら、ここではやっていないと追い返されました (-"-;)...
マレーシアに限らず、外国免許の切り替えは国によって対応可能なところとそうでないところがあるようなので、事前に最寄りの運転免許試験場に確認して下さい。
必要書類
- 有効なマレーシアの運転免許証（古いものもあれば全て）
- マレーシアの免許証の日本語訳
- 失効した日本の運転免許証
- 本籍記載の住民票 *
- パスポート（マレーシアで運転していた時の古いパスポートがあればそれも）
- 証明写真 3 cm x 2.4 cm （試験場でも撮影可能）
- 申請書（窓口にもらえます）
- 手数料 4,600 円（申請料 2,550 円と交付手数料 2,050 円）
* 一時帰国中などで住民票がない場合は、一時帰国証明書（証明者の住所を確認できる身分証明書の写しを添付）が必要。詳細は各試験場にお問合せ下さい。
別のサイトで神奈川県で手続きされた方は、必要書類として CDL Record とマレーシアの給料明細と書いてありましたが、私の場合は要りませんでした。
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手続きの流れ
必要書類を持って運転免許試験場に行くと、係の人が全て案内してくれるので事前に知っておく必要があることはないです。
様々な窓口に行き、書類を提出したり、お金を払ったり、視力検査をしたり、写真を撮ったり、マレーシアでの運転の様子を聞かれる面接を受けたりしますが、その都度、次へのステップが窓口の番号が書いてあるファイルと共に渡されるのでそれに従えばOKです。
私の場合は府中運転免許試験場に平日の午前１０時頃に行って３時間弱で全て完了、試験を受けることもなく合計8,600 円で日本の運転免許をもらえました。もっと面倒な手続きとの印象を持っていたので簡単でびっくりでした。
新免許証は３年間有効のもので裏面に「初心者標識免除」と書かれていました。チャンチャン！
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