ブリーフと聞いてブリーフパンツやブリーフケースを思い浮かべる人が多いと思いますが、動詞 brief の後に人がくる brief someone という表現や、名詞や形容詞の brief にはどんな意味があるのか。この記事では brief の多様な意味とその使い方について、音声付きの21例文と共にご紹介します。
スポンサードリンク
brief(名詞)の意味
まず名詞の意味としては主に次のものがあります。
-
- 概要、要約
- (概要)説明、報告、声明、記事
- 訴訟事件摘要書、弁論要旨 、申立書
- 男性のブリーフ、女性のパンティ
- (権限、任務などの)指示(主にイギリス英語)
例文
こちらが今日のビジネスニュース概要です。
問題についての概要説明はわかりやすいものだった。
これをどう進めたらいいか簡単に説明してもらえますか。
つまりもう少し考える時間が必要ってこと。
in brief 要するに、つまり、手短に、簡単に
弁護士はクライアントの訴訟事件摘要書を用意した。
attorney 弁護士(主にアメリカ英語)
新しいブリーフを買わないとな。
briefs 1着でも複数扱い
販売活動を再建する指示を与えられた。
reorganize 再編成する、立て直す
brief(形容詞)の意味
brief ~ と後に名詞がきたり、be 動詞と共に使われます。
-
- 短時間の、つかのまの
- (話、表現などが)簡潔な、短い、大まかな
- そっけない、ぶっきらぼうな
- (衣服の丈が)短い
例文
近所のお寺にちょっと立ち寄った。
pay a visit 訪問する
息子の寮父母さんと少しの間話をした。
これが新しいプロジェクトの大まかな内容です。
医者が手術の概要を話してくれた。
彼女のコメントは簡潔で核心を突いていた。
straight to the point 核心をついた、単刀直入の
払い戻しをお願いしたら店員はとても無愛想だった。
ここではぶっきらぼう、無愛想の意味です。
彼女は丈の短いサマードレスを着ていた。
スポンサードリンク
brief(動詞)+ 人の意味
一番馴染みが薄いのがこの動詞としての brief だと思いますが、brief の後に人がきて、
-
- 人に必要な情報を伝える
- 人に要点(概要)を説明する
- 人に~について前もって指示を与える
といった意味になります。
例文
国防長官が記者に概要を説明した。
警官が次に起こることを私の家族に説明した。
先生がその出来事について簡単に説明してくれた。
上司が仕事の打ち合わせ前に我々に指示を出した。
会議の前にマネージャーは概要の説明を受けた。
住人は断水について説明を受けた。
この件について必要な情報を常に伝えて欲しい。
brief まとめ
brief は一語で次の名詞、形容詞、動詞があります。
- (名詞)概要、簡単な説明、申立書、下着のブリーフ、指示
- (形容詞)短い、簡単な、素っ気ない、衣服が短い
- (動詞)概要を説明する、前もって指示する
Twitter で英語学習者向けに英語表現などを発信しています。 @ezeigo2019