意外に知られていないフレーズの一つに ”have a say” または “have no say” があります。 発言権がある、ない、という話で使える言い方なので、関連する様々なフレーズと使い方を音声付きの例文でご紹介します。
目次
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have a say の意味と使い方
基本になる have a say の意味は、
- 発言権がある
- 決定権がある
- 口を出す権利がある
- 言いたことを言う
say は動詞の「言う」以外にも名詞で「言い分」「発言権」「決定権」「発言の機会」の意味があります。なので have a say で「発言権、決定権を持つ」= 発言権、決定権がある、ということになります。
have a say を使った次のようなフレーズがあり、会話でよく使われます。
- have the final say 最終決定権がある
- have a big say 大きな発言権がある
- have no say 発言権がない、決定に関われない
- have equal say 平等(対等)の発言権を持つ
- have little say 発言権がほとんどない
- have one’s say 自分の意見を述べる
- have some say 口を出す権利がある
- let someone have a say 人に発言の機会を与える
使い方は後ろに in ~ が続くことが多いです。
have a say の様々な例文
上記のフレーズを例文にします。
have a say
発言権がある、決定権がある、口を出す権利がある、言いたいことを言う
この件について意見したい。
私の言い分は?
その問題についてみんなが発言できるべきだ。
have the final say
最終決定権がある
うちでは金銭的なことは母に最終決定権がある。
have a big say
大きな発言権がある
どのPCを買うか息子が決めたがっている。
have no say
発言権がない、決定に関われない
新参者はここの地方政治には発言権がない。
have equal say
平等(対等)の発言権を持つ
家庭内のことは平等に決定権を持つべき。
have little say
発言権がほとんどない
そのプロジェクトはあんまり気乗りしないんだよね、自分にはほとんど発言権がなかったから。
have one’s say
自分の意見を述べる
ミーティングの終わりに意見を言うチャンスがありますよ。
have some say
口を出す権利がある
学校の新たな方針には親も意見できる立場にあった。
let someone have a say
人に発言の機会を与える
あの先生は生徒に発言の機会を与えないんだよな。
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まとめ
have a say を使って「発言権がある」「決定権がある」という時の英語表現をまとめました。
Twitter で英語学習者向けに英語表現などを発信しています。 @ezeigo2019