「疲れた」を表す単語 tired と jaded には、どんなニュアンスの違いがあるの?使い方は?と疑問に思われている方に、この記事では jaded と tired の意味の違いをわかりやすく説明し、音声付きの例文14通りをつけました。
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jaded と tired の意味とニュアンスの違い
tired も jaded も両方とも疲れたという意味ですが、微妙な違いがあります。 tired は、身体的、または精神的に疲れたときに使われる言葉で、エネルギーが尽きた状態を表します。例えば休憩なしで長時間働いた後や、ストレスが溜まっているような時に tired が使われます
一方 jaded は、長い間同じことを繰り返した結果飽きてしまい興味がなくなったり、熱意を失ったりする精神的な疲れを表す言葉です。更に、jaded は比較的フォーマルな言葉なので、小説や詩など文学作品や新聞記事、報道などで使われます。
jaded の使い方
jaded (形容詞)の使い方は2通りあります。一つは補語として、主語の状態や性質の説明をします。jaded の前にくる動詞としては、以下のようなものがあります。
- be jaded
- become jaded
- get jaded
- feel jaded
- seem jaded
- sound jaded
- grow jaded
他には jaded の後ろに名詞を置いて、疲れたものを表現します。例えば、
- jaded palate 味覚が麻痺した(味に飽きた、の意味)
- jaded outlook 世間に対する冷めた見方
- jaded traveler 疲れ果てた旅人
- jaded eyes 疲れ切った瞳
- jaded soul 疲弊した魂
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jaded 例文
彼女は長年同じ仕事をしているので、少し熱意を失ってしまっているようだ。
新しい音楽にあまり興味を持たなくなってしまった。
彼女は恋愛にうんざりしていた。
多くの苦難を経て彼は疲れた目で世界を見ている。
過去の経験を話しながら彼女の声は疲れ切っていた。
彼は銀行員として長年働いた後、飽きて別の仕事に就いた。
前は飲みに行くのがが好きだったが、今では少し飽きてしまい家にいるのが好きだ。
長年ファーストフードを食べていたので彼女の味覚は麻痺してしまっている。
palate 味覚
tired 例文
選手たちは長時間のトレーニングで疲れ切っていた。
一日中試験勉強をして、めちゃ疲れた。
マラソンした後で歩いて家に帰るには疲れ過ぎていた。
毎日同じランチで飽きたわ。
同じ食事に飽きた、という場合には tired を使う方が自然です。
彼女は疲れた声で電話に出た。
一日中立ちっぱなしで疲れた足が痛い。
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まとめ
jaded と tired の違い
- jaded
同じことの繰り返しによる倦怠感や興味の喪失からくる疲れ - tired
単に疲れて活力がなくなった状態
をご紹介しました。
Twitter で英語学習者向けに英語表現などを発信しています。 @ezeigo2019