会話の中で相手の言ったことに「自分も同じ」と言いたいときの “me too”, “me neither”, “me either” の正しい使い方を音声付きの例文と共にご紹介します。
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Me too
相手が肯定文で何かを言ったときに、「自分も」というには “ Me too” を使います。
B: Me too. 私も。
feel like ~ing 〜したい気分
この場合の “Me too” は “So do I” とも言います。相手が feel という一般動詞の現在形を使っているので、答える方も同じ一般動詞の現在形を使い、主語と動詞が入れ替わった倒置の形にします。
B: Me too. 僕も。
同様に “Me too.” は “ So am I” と言うこともできます。be 動詞の現在形を使った文なので、その時制に合わせて倒置にします。
B: Really? Me too! ホント?私も!
“Me too” は言い換えると “So did I.” 上記と同じ理由で一般動詞の過去形に合わせています。
B: Me too! 私も
do push-ups 腕立て伏せをする、do sit-ups 腹筋をする
言い換えると "So can I."
Me neither
相手が否定文で言ったことに対して「自分も〜でない」と言うときは "Me neither " を使います。
B: Me neither. 同感。
言い換えは “Neither am I.”
B: Me neither. 私もです。
言い換え “ Neither can I.”
B: Me neither. 僕もないよ。
言い換え “Neither have I.”
B: Me neither. 私ももらえなかったよ。
言い換え "Neither did I."
get a raise 昇給する
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Me either
Me either は Me neither と同じで、相手が否定文で言ったことに「自分も〜ではない」の意味でカジュアルに使われますが、文法的に正確ではなく、ネィティブスピーカーの間でも言う、言わない、と意見が分かれるようです。インターネットでググってみると、様々な語学フォーラムで議論されています。
ちなみにロングマン英英辞典には、Me either は
”American English (spoken) used to say that negative statement is also true about you”
(訳)否定の発言に対して自分も同様である、と言う時に使われるアメリカ口語
とされています。けれども語学フォーラムでは「自分はアメリカ人だけど ” Me either” とは言わない、と書きこんでいる人もいました。なので人によるということですが、私は何度も聞いたことがあります。
言い換え " I don't either."
settle down 結婚して身を固める、落ち着く
Me either => Me neither の方が文法的に正しいです。
Me too, Me neither, Me either まとめ
- 相手の肯定文に「自分も」と言うときは "Me too"
- 否定文に「自分も〜ではない」と言うときは ” Me neither” または "Me either"
をご紹介しました。
Twitter で英語学習者向けに英語表現などを発信しています。 @ezeigo2019