〜しないでくれる？〜しなくてもいいですか？の英語 【音声付き例文】No.116

〜してくれる？とか、〜してもいいですか？はサッと口から出てくるのに、その否定「〜しないでくれる？」とか「〜しなくてもいいですか？」と言おうとして not をどこに入れたらいいのか迷ったことはありませんか。
考え方は簡単なのでこの記事で解説します。また、Can you not ~? と Can't you ~？、Can I not ~? と Can't I~ ? の違いについても音声付き例文でご紹介します。

しないでくれる？

まず最初に、カジュアルに「〜してくれる？」と相手にお願いする言い方は can を使って、例えば、

と Can you の後にすぐ動詞が来ます。

これを「〜しないでくれる？」にする場合には、動詞の前に not を入れます。

not open （開けない）ことを Can you？（できる）と頼んでいるので「開けないでくれる？」、not call （電話しない）ことを Can you? と頼んで「電話しないでくれる？」です。シンプルですよね。

他にも、

つまり相手のやっていることを「やめてくれる？」と言っています。

Can の代わりに Could にすると少し丁寧になります。また please をつけて言うことも出来ます。

しなくてもいい？（しなくてもよいですか？）

次に「〜しなくてもいい？（しなくてもよいですか？）」を考えていきます。
元になる文「〜してもいい？」は主語を I にして Can I ~? です。

次に「〜しないでくれる？」と同様に、動詞の前に not を入れると、

「〜しなくてもいい？」になります。話し手は PTAに参加したくないので、not join（参加しない）ことが Can I （できますか？）で「参加しなくてもいいですか？」と聞いているわけです。

他の例文を挙げます。

主語は we でも使えます。

ストレートに言うと、I don’t want to talk about it. （その話はしたくないの）です。

こちらも親戚の集まりに行きたくない話し手が、行かなくてもいい？と聞いています。

Can you not~?/Can't you? ~、Can I not~?/Can’t I ~? の違い

「〜しないでくれる？」の not を Can のすぐ後に置いて Can’t you ~ ? 、または「〜しなくてもいい？」の not を Can のすぐ後に入れて Can’t I ~ ? と言ってしまいがちですが、意味が違ってきます。

の意味です。

先ほどの文で Can の後に not を入れると、

と全く意味が変わってしまいます。

なので「〜しないでくれる？」「〜しなくてもいい？」は not を動詞のすぐ前に入れる、と覚えておきましょう。
 

まとめ

の言い方をご紹介しました。

他の使い分けの表現の記事はこちら ↓