モヤモヤしているものを吐き出す、スッキリする、の意味で使われる get it out of one’s system という英語表現をご紹介します。
日常生活で使う場面もかなりあるはずなので、使いこなせるよう例文を挙げますので、音声を聞いて何度も練習しマスターしましょう。
目次
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get it out of one’s system
溜まった感情やストレスを吐き出す、スッキリする
元の意味は「溜まっていたものを外側へ出す」ですが、そこから、感情や欲求などを自分の中から外へ出す、ストレスを発散する、憂さを晴らす、と言いたい時に使えます。
ここでの system は組織のシステムや仕組み、の意味ではなく「体」のことなので、体の中から取り除く、外へ出す、のイメージです。
彼女に正直な気持ちを話してスッキリしたな。吐き出してよかった。
いいじゃない、吐き出しちゃいなよ。
ここでの Come on! は「ねぇ、いいじゃない」と相手の背中を押すような場面で使われます。
えらく腹が立ったの憂さ晴らしをしにジムに行って、めっちゃ筋トレした。
like crazy 狂ったように、ものすごく
work out はジムでトレーニングする、の意味で筋トレも含みます。
この場合は、内側に溜まっているものを出してストレスを発散させる、の意味です。
今晩飲みに行ける?最近忙しくてストレス発散したいんだよね。
go out for a drink 飲みに行く
やりたいことをやり尽くす
get it out of one’s system にはまた「やりたいと思っていたことを遂にやってスッキリする、気が済む」の意味でも使われます。
彼女は両親を訪ねたいとずっと話していて、遂に先週末に行けてスッキリした。
両親を訪ねたいと言っていたのは、先週末よりも前のことなので、過去より一つ前の時制「過去完了」を使っています。更にそれまでず〜っと言っていた、という継続のニュアンスを出すために進行形にしています。
過去完了進行形 => had + been + 動詞 ing
ずっとラオスに旅行に行きたいと思っていてやっと実現するので嬉しいなぁ。
ラオスへ行くのは先の話なので get it out of my system の部分を未来系にしています。
休暇中に思う存分ゲームをやったので気が済んだ。
spend time ~ing 〜をして時間を過ごす(時間 time やお金 money を使うは use ではなく spend)
"get it out of one's system" まとめ
自分の中でモヤモヤしているものを吐き出す
- ストレスを発散する
- 憂さを晴らす
- スッキリする
- やりたいことを存分にやって気が済む
時に使う get it out of one's system をご紹介しました。
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