make believe world や make believe land という英語表現を聞いたことがありますか?動詞が2つ続くのでなんか変な感じがしますが、これはちゃんとした英語です。
今回はこの make believe の意味と使い方と音声付きの例文をご紹介します。
まず “make” と “believe” を合わせて使う言い方には、 動詞の make believe と、間にハイフンが入った名詞と形容詞 の make-believe があるので、それぞれ分けてまとめます。
目次
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make believe (動詞)意味と使い方
動詞としての make believe は「〜のふりをする」の意味です。
子供がごっこ遊びをするときに、例えば「お医者さんごっこ」では自分がお医者さんや患者さんになったことを想定して遊びますよね。あれです。
または、文字通り believe (信じる)ことを make(させる)で「人を信じさせる」、つまり「〜のふりをする」「〜に見せかける」の意味でも使います。別の言い方では pretend
make believe の後に that + 主語 + 動詞 がきますが、that は省略可能です。過去形として使う場合には make の時制を made に変えて believe はそのままです。
make believe 例文
子供達はウルトラマンとゴジラごっこをした。
pretend を使うと次のようにも言い換えられます。
子供達はウルトラマンとゴジラごっこをした。
子供達はウルトラマンとゴジラごっこをした。
実際には動詞として「〜のふりをする」というには make believe よりも pretend を使う方がより一般的だとネイティブスピーカーも言っています。以下の文も同様です。
彼女は私の話が聞こえないふりをした。
これ以上大丈夫なふりをできない。
go on ~ing 〜し続ける
彼は問題がないようなふりをしていたけれど、セラピーへ通っているのを知っていた。
make-believe (形容詞)意味と使い方
make と believe の間にハイフンを入れて make-believe にすると「ふりをした」「見せかけの」「架空の」という形容詞になります。
make-believe の後ろに名詞を置いて「見せかけの〜」「架空の〜」と表現できます。
make-believe 例文
男の子たちは冒険ごっこを楽しんでいた。
彼女は夢の世界に住んでいる。
マジで取らないで。空想の話だよ。
ディズニーランドはおとぎの国の典型的な例。
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make-believe (名詞)意味と使い方
次に名詞としての make-believe は「ふり」「見せかけ」「空想」「作りごと」、またそのようなことをする人「ふりをする人」「見せかける人」の意味になります。
make-believe 例文
お医者さんごっこしよう。私がお医者さんで、あなたは患者さんね。
息子は10歳の時にサンタクロースは架空の人物だと知った。
make believe まとめ
動詞が2つ繋がって意味を成す
- make believe 〜のふりをする
- make-believe 見せかけの、架空の
- make-believe 見せかけ、作りごと
をご紹介しました。
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