授業をサボるとか、仕事をサボる、または怠ける、を英語でどのように言うかについて、7つの表現と使い方を音声付きの例文と共にご紹介します。
授業や仕事など、出席すべき所に行かない、という意味での「サボる」と、物事をきちんとやらずに怠ける、いい加減にやる、という意味での「サボる」の表現をまとめました。
目次
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ズル休みする(参加、出席しない)
英語の「サボる」は決まった一つの単語があるわけではなく、内容によって使い分けます。まずは出席すべき授業や仕事をズル休みする、の意味の「サボる」を4種類ご紹介します。
skip
(授業や仕事を)サボる、休む
skip の元々の意味は「飛ばす」「抜かす」「いつもすることをしない」なので、例えば skip work と言った場合に必ずしも「仕事をサボる(ズル休みする)」とは限らず、「仕事場に行かない」の意味で使われることもあるので、内容は理由で判断します。
すごく天気がいいから授業をサボって海に行こうよ。
オーディションがあった時にクラスをサボった。
午後は医者の予約があるのでミーティングは欠席します。
ここでは「サボる」ではなく「出席しない」の意味
cut (a) class
授業をサボる
主にアメリカ英語で使われる表現で、出席すべき授業に意図的に出ないことを言います。
お嬢さんは最近授業を無断欠席しています。
「最近〜している」現在完了進行形の日常会話使いについてはこちらをご覧ください。
高校一年の時に5日間続けて授業をサボったことがある。
アメリカで、高校または大学の学年を以下のように言います。
- 1年生 freshman
- 2年生 sophomore
- 3年生 junior
- 4年生 senior
play hooky
ズル休みをする
学生が学校をサボる、の意味ですがアメリカ英語ではやや古い表現で、イギリス英語では play truant と言います。
彼はサボっているところを見つかった。
彼女は何度もサボっているので落ちこぼれている。
ditch
授業をサボる
学校や授業をズル休みする、の意味のアメリカ英語。 ditch の元の意味は、動詞で「溝を掘る」、スラングで「見捨てる」「ほったらかす」の意味もあります。
次の授業をサボろうよ。先生は出席取らないから。
しょっちゅう授業をサボっていたのであまり学ばなかった。
怠ける
次に、出席すべき授業や仕事に行かないのではなく、やるべきことをきちんとやらずに怠ける、という意味での「サボる」を3つご紹介します。
slack off
サボる、怠ける、いい加減にやる、手抜きをする
slack の元の意味は、形容詞で「低調な」「たるんでいる」「だらけた」、名詞で「緩み」「たるみ」なのでダラダラやっているイメージです。
オイ、サボるな。
彼は仕事が退屈でサボっている。
slack off 「手を抜く」についての音声付き例文が豊富な記事はこちら
goof off
仕事などを怠ける、サボる、ゴロゴロする、ダラダラする
こちらも slack off 同様、ダラダラとテキトーにやる意味でのサボるです。例えば学校の授業に出ていたとしても、ちゃんと授業を聞いていないというような場合に、使えます。
授業中にやることをやらずにサボっていた。
ネットでダラダラしていて、あまり捗らなかった。
blow off
サボる、すっぽかす
インフォーマルなアメリカ英語で、やるべきことをやらない、無視する、サボる、すっぽかすなどの意味があります。
彼女はズームミーティングをすっぽかしてネットフリックスで映画を観た。
今日はスペイン語の授業をサボろう。
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「サボる」まとめ
ズル休みする(参加、出席しない)
- skip
- cut (a) class
- play hooky
- ditch
怠ける
- slack off
- goof off
- blow off
をご紹介しました。
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