日常会話でよく使う表現で、使いこなせるととても便利なのが " have trouble ~ ing" のフレーズです。
「なかなか〜できない」とか「〜するのが大変」という状態を表す have trouble ~ing をマスターすれば、会話の幅をグンと広げることが出来ます。使う時制によって若干ニュアンスが変わるので、時制別に練習できる音声付き例文と共にまとめました。
目次
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have trouble ~ ing
have trouble + 動詞 ing
〜するのが大変だ、なかなか〜できない、〜するのが難しい、〜に苦労している
の意味で、何かに手間取っている時に使います。「トラブル」というと深刻に聞こえますが、この場合の trouble は「ちょっと困っている」という程度でも使えます。同様の表現では以下のものもあります。
- have a hard time ~ing
- have difficulty ~ing
- have a difficult time ~ing
- have a problem ~ing
現在形
時制に注意します。
現在形を使えば、一般的なことや、いつものことの意味になります。
新しい言葉を覚えるのに(いつも)苦労している。
彼女はなかなか痩せられない。(なかなか体重が減らない)
lose weight 減量する、痩せる ⇔ gain weight / put on weight 体重が増える、太る
彼はなかなか授業についていけない。
keep up with ~ 〜に遅れずについていく
現在進行形
上の例文の場合は現在形なので、授業についていくのが難しい、という傾向の話をしています。
もしも、通常どうかはわからないけれど、今学期とか今、大変な思いをしているのであれば現在進行形を使います。
彼は今、授業についていくのに苦労している。
仕事がなかなか見つからない。
融資を受けるのに苦労している。
(なかなか融資が受けられない)
get a loan 融資を受ける、ローンを組む
ネットにつながらない。
connect to the Internet インターネットに接続する
現在完了進行形
上記の文を「3時間ずっとネットに繋がらない」と言いたければ、現在完了形進行形にします。その問題がしばらく続いていることを表します。
3時間ずっとネットに繋がらない。
for the past XX hours 今までXX時間ずっと( hours の部分を days, weeks, months etc...に変える)
今日はなかなかフェースブックにログインできないな。
log in to ~ 〜にログインする、 log out of ~ 〜からログアウトする
彼は生活が苦しい。
make ends meet やりくりする、収入内でやりくりする
過去形
過去の話であれば have は 過去形の had にします。
昨夜はなかなかタクシーが捕まらなかった。
彼はうまく自分の気持ちをうまく伝えられなかった。
express one’s feelings 自分の気持ち(考え)を伝える
狭い場所に駐車するのが大変だった。
have trouble ~ing の反対は?
have no trouble ~ing
問題なく〜できる、〜するのに苦労しない、困らない
have trouble ~ing の have の後に "no" を入れると反対の意味になります。
彼は友達作りには苦労しない。
彼女は問題なく車の運転を習得している。
今年は保護者ビザを取るのに苦労しなかった。
guardian 保護者
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have trouble ~ing まとめ
- 〜するのが大変
- なかなか〜できない
- 〜に苦労している
を表す have trouble ~ing をご紹介しました。 是非、会話に取り入れてみてください。
Twitter で英語学習者向けに英語表現などを発信しています。 @ezeigo2019