「ぶっつけ本番でやる」を意味する wing it という英語表現について、使い方を音声付きの例文と共にご紹介しています。同様の意味で使われる improvise と play it by ear についても例文付きて解説しています。
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wing it の意味と例文
wing it
wing はおなじみの「翼」という名詞ですが、動詞には「飛んで行く」の意味があり、その後に it をつけて wing it にすると「ぶっつけ本番でやる」の意味になります。
演劇や演奏などをリハーサルせずに「即興で演じる」「演奏する」、また、前もって準備や練習をせずに、その場での思いつきや流れで、出たとこ勝負で本番に臨むことを意味します。wing の後の it を忘れずに。
その場の流れでやろう。
トークの準備をする時間がなかったので出たとこ勝負でいくしかないな。
スピーチのメモをなくしてしまいアドリブでやるしかなかった。
B: Not really, I’m just going to wing it. いや、あんまり。ぶっつけ本番でやるわ。
B: No, I'll just wing it and see what happens. ううん、その場で話してどうなるか様子見だな。
see what happens どうなるか見守る
旅行先では計画は立てないよ。いつもその場でテキトーに決めてる。
その場でやるのはダメだよ。準備しておかないと。
レッスン計画を作っているの。準備なしでは無理なので。
improvise の意味と例文
wing it はカジュアルな場面で使う表現ですが、同様の意味で improvise も使えます。
improvise
即興で演奏する、即興でする、行き当たりばったりでやる
音楽や講演などを準備せずにその場で即興でやる、とか、物事を下準備なしにその場で決めてやる、というどんな場面でも使える言い方です。
メモを家に置いてきてしまい、講義を即興でやらないとならなかった。
俳優がセリフを忘れてしまいアドリブでこなした。
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play it by ear の意味と例文
こちらはあまり聞きなれない表現かも知れませんが、同じ意味で使えます。
play it by ear
即興で行う、ぶっつけ本番でやる、状況に合わせて臨機応変にやる
文字通りだと「耳で聞いて演奏する」なので、楽譜なしで演奏する => 即興でやる、というわかりやすいフレーズだと思います。その場の雰囲気や状況、ノリに合わせて行動することです。
彼女に何と言っいいかわからないから、出たとこ勝負だな。
ホテルは予約していないから、ハノイに着いたら決める。
まとめ
「その場で即興でやる」の英語表現
- wing it
- improvise
- play it by ear
をご紹介しました。
Twitter で英語学習者向けに英語表現などを発信しています。 @ezeigo2019