could を使った控えめな提案【使い方と音声付き例文】No.126

助動詞 could には様々な意味がありますが、今回はその中の【控えめな提案】に使われる could をご紹介します。
何かを軽く提案したい時の表現で、日常会話で使えるのでご自分の表現に取り入れて下さい。

控えめな提案 could の意味

仮の話（仮定法）である過去形 could を使い、あくまでも相手に軽〜く提案する言い方で、押し付けがましくないのが特徴です。

ほど積極的な提案ではないので、相手が断りやすい言い方でもあります。

主語によって、

という感じになります。

could を使った例文

様々な例とシチュエーションを挙げていきます。

子供がいるからなかなか美容院へ行かれない、と言っている女友達に、私が子供を見ようか？と提案しています。

今日家に行くことになっている相手に対して、別の時に変えても構わないけど？と相手の意向を聞いています。疑問文ではないですが、意味的には「〜してもいいけどどうする？」と聞いているのと同じです。

体調が悪い、と言っている相手に対して断食で改善するという手もあるよ、と一つの提案をしています。「〜しなよ」という強うアドバイスではないので、言われた方も楽に受け取れますよね。

could の控えめな提案の意味を知らないと can の過去で「あなたは旦那さんに正直な気持ちを言えた」と断定しているように思ってしまいますが、〜するのはどう？という提案なので、そうねぇ...と考える余地を与えられているニュアンスです。

何か問題を抱えている相手に、こんな方法はどうだろうと提案していて、こちらも強制ではないので言われた側も受け入れやすいかも知れません。

控えめな提案の could は、人を誘う時にこの I was thinking (that) we could ~ の形でよく使われます。デートに誘う時などにもいいですよね。

could まとめ

誰かに何か提案する時に could を使うと「〜はどうかな」という控えめなニュアンスなので、どうするかは相手の判断に任されていて返事もしやすいです。使ってみてください。

こちらにも You might want to を使う控えめな助言の記事があります↓