性格がアバウトな人、大雑把な人、のことを英語でどのように表現するかについてご紹介します。
英語では、ひと言でそのままぴったり当てはまる単語はないので、この日本語の意味するところを考えて、近い表現を3通りにまとめました。それぞれの表現をどのように文として使うかを音声付きの例文で聞けます。
目次
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detail-oriented を使う表現
detail-oriented(形容詞)
人が「大雑把」であることの逆を考えると「細かい、几帳面な」ということになり、これは英語で detail-oriented と言いますが、必ずしもネガティブなニュアンスではありません。
detail(詳細) + oriented (〜を重視する)
文脈によって「細かいことにうるさい」とも「几帳面な」ともなり得ます。
He is very detail-oriented. 彼は非常に几帳面だ
He’s too detail-oriented. 彼は細かいことにうるさい
そしてこれを否定文にすると、細かいことにこだわらない =>大雑把だ、アバウトだ、になります。
彼は大雑把だ。
detail-oriented の後に person をつけて名詞にすることもできます。
彼は大雑把な人だ。
自分は会計の仕事には就くべきじゃないな、大雑把な性格だから。
go into ~ (職業など)に就く、(業界など)に入る
自分はアバウトだから校正者には向かないな。
not detail-oriented enough 校正者になるには大ざっぱすぎる
worry about details を使う表現
worry about details(動詞)
細かいことを気にかける、細かいことにこだわる
She worries about details. 彼女は細かいことが気になる。
これを否定にして、細かいことにこだわらない =>大雑把だ、アバウトだと言えます。
彼女は大雑把だ。
このプロジェクトにケリーは要らないかな。彼女はアバウトだから。
完璧なプランは必要ないですよ、私、大雑把なんで。
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pay attention to details を使う表現
pay attention to details(動詞)
細部に至るまで注意を払う
She pays attention to details. 彼女は細かいことによく気がつく(注意を払う)
これを否定して「細部まで注意を払わない」 =>大雑把だ、アバウトだ
彼女はアバウトだ。
彼女はアバウトなので、文法の間違いをたくさんする。
彼は大雑把だなぁ。彼のやった壁の塗装を見てよ。めちゃめちゃだね。
「大雑把な」「アバウトな」まとめ
人の性格が大雑把だ、アバウトだ、という時の表現
- He’s not detail-oriented.
- She doesn’t worry about details.
- They don’t pay attention to details.
をご紹介しました。
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